誕生日いや三回忌

今日はKさんの誕生日だ。ご存命であれば63歳になっただろうか。しかし、今年は三回忌に当たる。
今日はお母様からご自宅に招かれている。Kさんと親しかった友達の内の一人として。仏壇の前で呑んでお話してくれればKも喜ぶだろうという親心である。Kさんとは弘前青年会議所で出会って、かれこれ30年以上の付き合いになる。一緒に街づくり運動もやった。中でも弘前市吉野町の巨大な煉瓦倉庫を美術館にしようと活動したことは最大の思い出だ。今から考えれば途方もない話だが、あの時は景気も良かったし、若かったし、Kさんと一緒に皆でやれば、どこまでも歩いて行けそうな気がしていた。
Kさんはマクロビオテックや玄米正食のインストラクターだったのに、一番長生きしなければいけない人だったのに、60を前にして逝ってしまった。
画像はKさんから紹介された自然海塩だ。今でも津軽塗の田中屋の店頭に置いている。

(500g 1,296円)

トリプルペン

先日、三重県の方からご注文を頂いた。ボールペンがご希望だったのだが、ホームページのカタログにはこのトリプルペンという青・赤のボールペンとシャープペンシルが出て来る新製品が掲載されていなかったので、デジカメで映してメールに画像を添付して送ったのだ。素人写真ではあるが、気に入って頂いて注文につながった。青森県から三重県まで情報の交換が完了したのは30分もかからなかった。一昔前なら考えられなかったことだ。
もし、ご希望があればいつでも在庫の製品を画像でお届けいたします。

(13㎝ ¥3,024)

祥月命日

今日はIさんの祥月命日だ。20年以上も前に弘前青年会議所という団体で私が理事長を仰せつかった時、専務理事をやっていただいた。人格は温厚で頭脳は明晰、しかも親しみやすい人柄で事務仕事に長けて、専務理事としてうってつけの人だった。私より2歳下であったが僅か38歳でこの世を去った。青年会議所の専務理事という労多くして功少ない役職を2度も務めた。2度目の専務として仕えた元理事長のIさんと2人で声掛け役になって、毎年2月6日は偲ぶ会を開いてきた。偲ぶ会と言っても昔の仲間が集う呑み会のようなものだが、それでも、もう21回目となる。いい人ほど早く逝ってしまう。

作家の逝去

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陶芸家・吉村利美氏の奥様が先日訪れた。実は昨年末に吉村利美氏は急逝していたのだ。我々が知ったのは年が明けてからのこと。噂として聞いたこともあったが、こんなことは確かめられるはずもない。
昨年末のとある日、ファンの方だろうか、吉村作品があるかとの問い合わせの電話があり、画像の作品を求めて行かれた。作家本人も気に入っていたものだった。作家の死去を知って、もう手に入らないと思って、買い求めたのだろうか?偶然だったのかそれは分からない。銘品にはミステリアスな物語が絡むことが多い。それにしても惜しい作家を亡くした。

津軽塗宝石箱

東京のお客様から電話があった。以前から田中屋を訪れて、何回か買物をしているというお得意様である。
カタログには載ってないが、宝石箱のようなものが有ったのではないかというお尋ねである。一種類だけ有ったので、デジカメで写真を映して郵送した。最近はメールで画像を送ったりすることがあるが、プリントアウトして郵送するのは、考えてみれば、何年振りかではある。懐かしいと言うほどではないが、久し振りの作業だったので映した画像をアップしてみた。

(13×10×4cm ¥18,360)

仕上げ研ぎ

汁椀を研いでいるところ。右手に持っているのは当て木に耐水ペーパーを巻きつけている物。仕上げ研ぎの段階なので、3月中には出来上がる予定だ。「なごり雪」という田中屋オリジナルの、赤なら赤だけの単色で塗り重ねられたもので、人気があるのだが在庫を切らして来た。もう少しお待ちください。雪の消える頃に「なごり雪」汁椀が完成します。

流雪考

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雪の積もった朝は-ほとんど毎日なのだが-恐る恐る流雪溝を覗く。良かった。溶けてるとほっとする。南国の方には分かってもらえるだろうか。流雪溝には水が流れていて、ここに積もった雪を入れると、流れて溶けるという仕掛けなのだが、田中屋の前の流雪溝は水の流れは無く、水が溜まっているだけである。だから雪を入れた後に、溝の奥の方に雪の塊をどかしてやらなければ、すぐに満杯になってしまう。ところが水を含んだ雪の塊は棒を使っても中々奥まで寄せられない。それで、そのままにして日中に雪が溶けるのを期待することになる。
毎晩毎晩、雪は降り積もり、毎朝毎朝、除雪車は道路の雪を家の前に積み上げていく。冬はこれからだ。

看板に雪が降りかかる

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午前中の好天とは打って変わって、午後からは雪が舞っている。吹雪と言ってもいいくらいだ。「村上善男とその弟子達」展の看板も雪に吹かれている。村上先生は寒いのが好きだったから、相応しいような気がする。
そう言えば先生の仙台時代の教え子でその出身大学の教授を務めた方がいた。その方は仙台から毎年のようにこの企画展を見るだけのために弘前までやって来られた。しかも日帰りで。村上先生に会えるわけでは勿論ないのだが、毎年1月の厳冬期に先生の作品と向き合うと、先生から気合を入れられたような気になると仰っておられた。「村上スクール」の手本のような優等生である。

今日から村上善男展

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今日から「村上善男とその弟子達」展が始まる。村上先生が亡くなってから、早や11年になる。その間、毎年、村上善男企画展を田中屋画廊では開催して来た。「村上善男“もう一つの仕事”展」あるいは「民俗から見た村上善男展」「村上善男と記号展」「村上善男✕橡木弘二人展」等々である。
今年は村上先生の教育者としての側面に焦点を当てて、教え子たちとの作品とのコラボレーションを企画した。松尾一男、吉田光彦、木村正幸、三浦孝治、本間弘樹、藤田澄生、鎌田悟、高屋美穂の面々である。吉田光彦氏はイラストレーターとして高名な方で、ご存じの方も多いと思う。東京から松尾一男さんも駆けつけてくれる。滅多に出来ない展覧会となった。ご来場を願うものである。

(10:00~6:00/1月24日まで/弘前市一番町)

謹賀新年

sabotennohana

新年あけましておめでとうございます。
今年もブログをご覧になっている皆様やご贔屓の方々に良きことが雪崩のように訪れますようにお祈り申し上げます。
カニバサボテンの花が一輪咲いた。昨年は蕾の儘で散った花が何輪もあったが、今年は全て、精一杯に咲いてほしい。
花は咲き咲て成就。

4日まで田中屋は「初売」です3,000円以上お買い上げの方にもれなく福袋をプレゼントです。どうぞお出かけください。(切手類は除く)