萬鉄五郎記念美術館

花巻の萬鉄五郎記念美術館まで出かけた。畏友K先生の運転で。〈没後10年〉村上善男展が開催されているのだ。(~4月5日)この展覧会は学芸員の平澤さんがいなければ恐らく実現しなかっただろう。平澤さんは村上先生の愛弟子といってもいいだろう存在だから。一遍が2メートルを超える大作揃いで、改めて萬鉄五郎記念美術館の村上作品の充実度に驚いた。場内の新撮影を許可されて、初めてスタッフという許可証を首から下げた。陳列は最新作から過去をさかのぼる形で飾られている。仙台時代の作品と弘前時代の釘打ち圖シリーズとの間に、作風が混在している過度期の作品が数点あり、村上先生も試行錯誤を繰り返していたのだなぁと改めて思う。村上先生でもそうなのだから凡人は行きつ戻りつ悩んで当然なのだと、励まされる思いがした。

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