牡丹

整理をしていたら、こんな物が見つかった。牡丹の下絵である。下絵なので当然のことながら、サインも落款も無い。誰が描いたのだろう。
津軽塗資料館に祖父の田中正雄(1898~1954)の製作した錦塗の箪笥がある。錦塗の崩しと言おうか、アレンジした図柄が描いてある。あの牡丹の花を思い出させるものがある。とすれば田中正雄の手によるものだろうか。実物を写生したのだろうか。あるいは手本のようなものを写したのだろうか。下絵を起こし構図を思案して実作に取り掛かる。ある種、作家のような作業を思い起こさせる。これは捨てられない。

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